そぼくな日記

にっき!

今さら知ったこと

この前、大学に入る時に「この先生がいるからこの大学に入る!」っていうタイプの動機を初めて知って衝撃を受けた。

尊敬する人物って大学にいることがあるのか…!!と。

いや、多分大学に入学してからかなり経った頃にも同じような話を聞いたことがあるんだけど、かなり一部の例だとばかり思ってたので、そういう例を複数知って余計にインパクトだったんだろう。

 

よく考えたら私が美大に入るきっかけになった作家はだいたい死んでる。

いわさきちひろとか、ブグローとか、印象派の面々とか。

 

だから尊敬する人物が生きててしかも大学にいてリアルタイムで学べるという発想が頭に無かったんだと思う。

でも、尊敬する人物が生きてないというのはある意味強いなと思った。

やらかして炎上して失望しないし、自分の中でどんだけ崇拝しても本人に迷惑かからないからいくらでも尊敬し続けられる。

 

他には、関東に来てから初めて「文化資本」という言葉を聞いた。

何やら「文化資本」とやらが豊富な環境にいた人は羨ましがられる傾向にあるらしい。

今も「文化資本」が何なのか、説明を聞いたはずなのに全くわからないが、意識したことのない概念だった。

とりあえずGoogleに「文化資本」と入力すると

 

文化資本 高い

文化資本 格差

 

などがサジェストされる。

意識したことのない概念の多寡で他者へ嫉妬したりコンプレックスを感じたりするらしい。大変そうだ。

 

とりあえず「文化資本 なに」で検索してみた。

コトバンクに何かごちゃごちゃした内容がいっぱい書かれていたが知らない漢字がいっぱいあって脳みそが読むのを拒否した。

 

これからも「文化資本」っていうのが何か分からない状態で、「文化資本」っていうものに左右されない“凪”の心を保とうと思う。